2種類のととのい - 覚醒・浮遊

ととのいのタイプについて

 
多くのサウナーの体験やデータから「ととのい」の感覚の違いから、大きく分けて2つの傾向に区別できることが分かってきました。
サ録のセット詳細に表示される「ととのい」の傾向の分類は、自律神経機能の分析に基づいています。
この傾向について解説を行います。
 

覚醒傾向

自律神経機能が最大限に高まりつつリラックスできている状態で、頭がクリアになる感覚が得られます。感覚が研ぎ澄まされ、普段気づかない細部にまで意識が向く状態です。
スッキリした」や「世界の解像度が上がった」という感覚がこのタイプです。
自律神経のバランスが副交感神経に大きく傾き、自律神経の活動量が大きくなっています。リラックスしていながら体内にはまだそこそこアドレナリンが残っている状態で、理想的な「ととのう」のパターンになります。
水の上を流れているような感覚、あっと言う間に時間が過ぎた感覚などが体感されます。
アスリートの「フロー」と言われる状態にも近く、幸福感を感じると言われています。
 
 

浮遊傾向

自律神経機能が最大限に高まった時点で興奮している状態で、「フワフワする」感覚が得られます。このとき分析結果としては交感神経が優位寄りになっています。
世界がグルグルする」「宙に浮くような浮遊感」といった感覚がこのタイプです。
体感としては分かりやすい心地よさがあり、体に強い負荷をかけると浮遊タイプになりやすい傾向があります。
サウナは「自分にとって気持ちいい入り方」が一番良いですが、熱すぎるサウナ室と冷たすぎる水風呂など、極端に追い込むのは危険に繋がります。「フワフワ」が「フラフラ」になると「のぼせ」の状態に近づいていき、場合によっては「失神」に至ってしまうこともあるので浮遊系の「ととのい」のやりすぎには注意が必要です。
また、強い浮遊傾向でのととのいは、サウナの効果の1つである「睡眠導入」に対して逆効果になることもあります。興奮側の交感神経が優位になるので、サウナから就寝までの時間が短いと逆に寝付けなかったりします。
 

サの国が目指す「ととのい」

サの国では、最も深くリラックスできる、覚醒傾向の「ととのい」ができるような入り方の探求を広めようとしています。
自分の「ととのい」の傾向を知り、自分の入り方やサ録の読みときをおこなうことで、目的に合わせて調整することもできるようになるでしょう。
より安全に効果的にサウナを楽しめるように、入り方を意識的に変えてみると、新しい「ととのい」に出会うことができるかもしれません。